【Check it out!】日・ベトナム間の技能実習に関する覚書
6月6日、塩崎厚生労働大臣は、ベトナムのズン労働・傷病兵・社会問題大臣と「日本国法務省・外務省・厚生労働省とベトナム国労働・傷病兵・社会問題省との間の技能実習に関する協力覚書」の署名が行われました。
今回の覚書は、技能実習生の送出しや受入れに関する約束を定めることにより、技能実習制度を通じて日本からベトナムへの技能等の移転を適正かつ円滑に行い、国際協力を推進することを目的としています。
なお、技能実習の協力覚書については、今回の覚書が初めての作成となります。
近年、ベトナムからの労働者が急速に増えています。技能実習生制度やEPAにおいてもベトナム人を希望する事業主様が多いようです。要因は、人柄へのイメージ、宗教のハードルなど様々あると思われますが、今回の覚書締結のように国策としてのバック・アップが大きいといえます。
11月に施行される新技能実習生法では、優良な事業主と 判断された場合には、期間が5年、一年に受入れる外国人数が、常勤職員の2割まで となり、日本人の従業員が固定された場合、毎年最大数を受入れたとすると、5年後 には半数の従業員が外国人ということもありえます。
これからの企業経営は外国人を 抜きにして考えられない時代になるのかもしれません。