外国人労働者の労働条件と雇用管理の確保などについて検討を開始
厚生労働省は、平成30年11月9日開催の「第82回労働政策審議会職業安定分科会雇用対策基本問題部会」の資料を公表しました。議題は、「外国人労働者の現状」と「外国人材が活躍できる環境の整備」についてです。
これまでにも、「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」などにおいて、「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策(検討の方向性)」が示されていますが、厚生労働省では、医療・保健・福祉サービスの提供や労働環境の改善、社会保険の加入促進等に取り組んでいくことが確認されました。
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外国人材の受入れ拡大に関する改正法案を閣議決定
平成30年11月2日の閣議で、外国人材の受入れ拡大に関する改正法案を決定しました。
来年(2019年)4月の新制度開始を目指し、現在開会中の臨時国会で成立を目指しています。
これまで、外国人材の受入れは、医師や弁護士などの「高度な専門人材」に限って認めてきましたが、 深刻な人手不足に対応するため、単純労働にも受入れ可能な新たな在留資格を設けようとするもので、実現すれば、大きな政策転換となります。
野党は、充分な議論ができていないとして、批判を強めており、今国会の最大の焦点になる見…
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平成30年度補正予算
平成30年度補正予算(政府案)が、第197回臨時国会に提出されました。今回提出された補正予算案では、
・大阪北部地震、平成30年7月豪雨、平成30年台風第21号及び北海道胆振東部地震などの被災地の復旧・復興や公立小中学校等の施設におけるエアコン設置、ブロック塀改修等の対応が中心です。
今年度の補正予算の特徴は、被災地の復旧・復興中心の補正予算ということでしょう。
例年のように、助成金の拡充などの労働政策に追加的に計上される補正予算はないようです。
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農業の働き方改革
農業でも働き方改革の波が広がっています。
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報酬・賞与の区分が明確化されます
「報酬」及び「賞与」の区分は、保険料額及び年金額の計算の基礎となることから、正しく判別のうえ届出を行う必要があります。
厚生労働省より通知があり、「通常の報酬」、「賞与に係る報酬」及び「賞与」の区分について、諸規定又は賃金台帳等から、二以上の異なる性質を有する手当等であることが明らかな場合には、同一の性質を有すると認められるもの毎に判別すること等の取扱いが明確化されました。
この取扱いは、平成31年1月4日から適用されます。
詳しくは、日本年金機構のHPをご覧頂くか、弊社までお問い合わせ下…
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所信表明演説で外国人材受入れ拡大の必要性
第197回臨時国会が、平成30年10月24日、召集されました。
その日に行われた安倍内閣総理大臣の所信表明演説では、全世代型社会保障改革や外国人材などが盛り込まれました。
外国人材に関しては、大きな転換点を迎えています。
入国管理庁の新設や新在留資格など、私達の生活にも密接に関わります。今後の同行に注目です。
鹿児島の社労士として、皆様に有益な情報発信をしてまいります。
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マイナンバー制度による情報連携の本格運用
平成30年10月9日よりマイナンバー制度による情報連携の本格運用が開始となり、高額療養等の(非)課税証明書の添付が省略できます。
平成29年11月から、一部の申請について、申請書等にマイナンバーを記入することで、他機関との税情報に関する情報連携により、(非)課税証明書の添付の省略が可能となります。
平成30年7月から、対象となる申請を拡大して、試行運用をしているますが、、平成30年10月から、本格運用が開始となり、(非)課税証明書の添付が省略できます。
詳しい内容は協会けんぽのHP…
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新たな在留資格について
首相官邸において、「第2回 外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」が開催され、資料が公開されました。
この会議で、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた新制度の骨子(出入国管理及び難民認定法並びに法務省設置法の一部を改正する法律案の骨子など)が示されました。
新制度は、「生産性の向上や国内人材確保のための取り組みを行ってもその分野の存続に外国人が必要な分野」における業種を対象として、次の2つの在留資格を創設することが柱となっています。
●一定の知識・経験を要する業務に就く「特定技能…
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働き方改革フォローアップ会合
首相官邸において、「第1回働き方改革フォローアップ会合」が開催されました。
首相コメントとして、
●働き方改革関連法が成立したことについて、「新制度の円滑な施行に向け、政府一丸となって取り組んでいかなければならない」とし、
・中小企業への相談支援を一層充実させるために全都道府県に設置されている働き方改革推進支援センターの相談機能の強化に取り組み、
・あわせて、治療と仕事の両立支援や障害者雇用の促進等についても働き方改革実行計画に沿ってしっかりと進めていく。
●また、働き方改革の…
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雇用継続給付の手続き 10月から被保険者の署名・押印を省略可能に
「平成30年10月1日より事業主等が雇用継続給付のお手続きを行う場合、被保険者の署名・押印を省略できる場合があります」との公表がありました。
この取扱いの変更は、雇⽤保険法施⾏規則の改正によるもので、雇用継続給付の手続きに当たり、その申請内容等を事業主等が被保険者に確認し、被保険者との合意のもとに「記載内容に関する確認書・申請等に関する同意書」を作成して保存することで、申請書への被保険者の署名・押印を省略できることとするものです。
「記載内容に関する確認書・申請等に関する同意書」についての記…
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